食べることが大好き!グルメウォーカーのminakoです。
虎ノ門や内幸町より徒歩5分ほどの所にある老舗蕎麦屋「大阪屋 砂場本店」。
虎ノ門ヒルズなど現代的な大きなビルが立ち並ぶ大都会のど真ん中にいきなりドーン!っと現れる木造3階の建物は圧巻の存在感。明治5年(1872年)から創業している蕎麦の老舗です。
大阪屋というだけに、発祥は大阪だそうです。江戸時代から続く蕎麦御三家、藪・更科・砂場。
その中でも一番古いといわれているのが、砂場だそうです。
建物の外観は現代から明治時代に一気にタイムトリップしたような感覚になります。
店内も外観におよばず、昔ながらの雰囲気が残っていてとっても落ち着ける空間です。
建物の存在感だけではなく、もちろん蕎麦の味も絶品です!
お店は人が絶えることなく常に人の出入りがあります。
「砂場」の由来は?
大阪屋 砂場のルーツは大阪にあります。
明治5年に砂場本家とも言える糀町七丁目砂場から簾分けしたのが虎ノ門にある、大坂屋砂場です。
虎ノ門 大坂屋砂場の建物は、1923年から現在までその姿を保っており、登録有形文化財にも指定されています。
「砂場」の名前の由来は、豊臣秀吉が大阪城を築いたときに、大坂の和泉屋という菓子屋が資材の砂置き場に蕎麦屋を開店したところから「砂場」と呼ばれるようになったそうです。
大阪市西区にある新町南公園には砂場発祥のにある石碑が建てられています。
徳川家康が江戸城を築く際に江戸に進出し、麹町に店を出したのが東京の砂場。
麹町の砂場は1912年に南千住に移転し現「南千住砂場」として営業しております。
この麹町砂場から1872年に暖簾を分けて創業たのが「虎ノ門大坂屋砂場」と「室町砂場」です。
こだわりの蕎麦とかき揚げ
まとめ
明治5年創業と建物自体もその時からの趣が残っている老舗蕎麦「大阪屋 砂場 本店」
そこだけ急にタイムスリップしたような感覚になり、そんなレトロな時代を感じる木造の建物3階建ての中に入るだけでテンションがあがります。
豊富な蕎麦メニューとごはんとセットのメニューなどもあります。
蕎麦だけでなく、かつ丼も砂場の人気メニューです。
天ぷら、かき揚げとセットにするとお値段は少し高めになりますが、期待を裏切らないクオリティーです。かき揚げはサクッと上がっていて絶品!ぜひ一度食べていただきたいです。
昔ながらの日本の建物、雰囲気、空間を味わいながら、そばを美味しくいただける蕎麦御三家の1つ「大阪屋 砂場本店」虎ノ門に来た際にお立ち寄りくださいませ。
大阪屋 砂場 店舗詳細
《場所》
《アクセス》
・東京メトロ銀座線「虎ノ門駅」出口1・徒歩3分(190m)
・都営三田線「内幸町駅」(A4b)徒歩6分(440m)
・東京メトロ丸の内線「霞が関駅」(C3)徒歩6分(450m)
・JR「新橋駅」徒歩10分
《営業時間》
〈月、火〉
11:00~20:00
〈水、木、金〉
11:00~21:00
〈土〉
11:00~15:00
《定休日》日曜日・祝日・第3土曜日
《電話番号》03-3501-9661
・予約可能
・クレジットカード不可
・80席
・個室あり(4人・6人・8人可)
そばは、北海道産蕎麦粉を使用しています。蕎麦は白色の外二八そばです。
断面が四角く均一で、きめが細かい蕎麦でありながらしっかりとしたコシがあり汁ともバランスよくツルっと食べられます。
蕎麦だけなく、かき揚げにも職人の技とこだわりを感じられます。
分厚い存在感のあるかき揚げは芯までサクッと揚げてあり、中身もぎゅっと詰まっています。
締めの蕎麦湯はドロッとしているのではなく、透明に近くさっぱりと飲める感じでした。
天せいろを注文していたら、残ったタレと天ぷらの衣を一緒にいれていただきます。
季節ごとにメニューが変わるので、その季節の味を楽しむことができます。
蕎麦も蕎麦前もメニューが充実しています。
職人さんの技で1つ1つていねいに作りこまれているお料理と共に、空間も味も最後まで飽きることなく楽しむことができます。